ナデノキッチン 女性が本当に楽しくなるキッチン

ナデノキッチンとは、タイトルそのまま女性が本当に楽しくなるキッチンです。

結論から申し上げますと、ナデノキッチンには、女性がしなくてはいけないキッチン関連の家事はひとつもありません。

献立作り、買い物、食材の下ごしらえ、料理、後片付け、掃除、調理器具や調理家電の検討・購入・手入れ。

その上さらに、節約上手にならなくてはいけなくて、料理は美味しくなくてはいけなくて、キラキラしている料理研究家の女性は、作られた商業イメージでしかないことに気がつきながら、それでも彼女たちが美味しいという献立を健気に真似してみたりします。

気がつくと、腕はムキムキ、肌は火で焼け、ガタイはよくなり、専業主婦だった実家の母の様になります。

果てしない毎日の無賃金労働でテーブルに並ぶ料理は、愛妻か母親という役割からの無償の愛という名目で提供されます。

働く女性と料理

しかも現代の働く女性は、命に直結する最も大切な仕事の一つである料理を、フルタイムで働きながらこなしています。

外で働くと、夕方にはへとへとです。そんな女性はさらに、買い物に行き、献立を考え、料理をし、後片付けをし、キッチンの掃除をする余裕はなく、キッチンを使いやすいよう改良するような脳のリソースは残っておらず、自分の美容と健康は先送りにされ続け、思考は停止してしまうのです。

汚いキッチンではやる気がでるはずもなく、かといって夫や子の食べ物は用意しなくてはいけません。

日々の献立に追われまくり、髪はぼさぼさ、肌はガサガサ、目は虚ろ。

そんな日々にいずれは慣れてしまいます。そして周りを見渡しても、専業主婦だろうがサラリーマンだろうが、女友達はだいたい料理をやっており、そんなものかと思い込みます。

気がつくと、きらびやかなわたしの夢のキッチンは、いるものいらないものが混濁し、ホコリと油のこびりついた実家のキッチンと化しているのです。

家族が生きている限り永遠に続くこれらの楽しくない家事とつまらないキッチンから、日本中の女性を解放することが、なっこの目標の一つです。

すべての女性への道のりは長いですが、少なくともなっこの妻は、一切のキッチン関連の家事をしないで生きています。

ナデノキッチン

女性はキッチンに向いていません。なぜなら、料理は肉体労働であるから、そもそも料理をやりたくてやっていたわけではないから、料理をしていると夫を捨てられなくなるからです。

料理は肉体労働である

鍋やフライパンをわしわし洗ったり、水の入った重い鍋をもったり、こねたり、すりつぶしたりと、料理は肉体労働の連続です。また、買い物も重い物を持って運ばなければいけない肉体労働です。それに加えて、料理は火を扱う仕事ですから、お肌に良くはないです。

水を使えば手は荒れ、火にあたれば顔は焼けます。得るものはごつくなった上半身、しみとそばかす、太くなった腕です。

美容と健康が好きな女性にとっては、これらは是が非でも回避したい仕事です。そして、男性と比べて力の弱い女性は、そもそも料理に向いていないんですね。

一方で、男性は料理に向いています。鍋やフライパンをわしわし洗えば、それは筋トレとなり、料理は男性にとってジム通いに等しい効果があります。また、献立を考えたり、買い物をすることは、男性の頭を鍛えるとても良い学習教材となります。

多くの女性はお気づきでしょうが、子育てよりも旦那育ての方がはるかに大変です。なぜなら、女性と男性では精神年齢がまったく違うからです。これはなっこの体感ですが、女性は実年齢が精神年齢のことが多いですが、男性は十の位が精神年齢です。男性のなっこがいうのだから、ほぼ間違いはないと思います。

つまりどういうことかというと、男性は還暦で、ようやく小学校1年生の女の子と同じくらいの精神年齢です。

あなたの夫がいつまでたっても子供っぽくて、駄々をこね、癇癪をおこし、妻にお母さんにするように甘えてくるのは、本当に3歳とか4歳の子供だからです。

残念ながら、男性はどんなに長生きしても、精神年齢的には、10歳の女の子くらいにしか育ちません。見た目は女性より大きいので頼りがいがあるのかと錯覚しますが、中身は幼稚園児です。

料理は肉体労働に向いている男性がやりましょう。肉体労働をしないだけで女性は美しくなります。美しい女性が好きな男性にとっても悪い話ではありません。そして、少しでも男性が精神的に成熟することは、女性にとっても悪い話ではありません。

そもそも料理をやりたくてやっていたわけではない

日本は、ようやく女性が社会に戻れるくらい落ち着きを取り戻してきましたが、ここ100年間というのは、国の存亡をかけた戦争をして、そして敗戦からの復興という激動の狂気の連続だったわけです。

戦争に行くよりは、女性は家にいて家事などやっていたほうがましです。また、男性も、人間を産むのは女性ですから、女性ではなく男性が戦争にいったほうがましだと無理やり納得して行きました。戦争というのは死ぬことも仕事の内という究極の肉体労働ですから、女性よりも体力のある男性が行くのは、まあ自然の摂理なのかなとも思います。

死ぬよりはましだから、女性は家事全般をしていた、その中に料理も含まれていた。

そして、日本は戦争に負け、戦後復興と高度経済成長期を迎えます。

モラハラ・パワハラ・セクハラなどという言葉すらなく、精神論と根性論と軍隊仕込みの狂気のワーカホリック集団と化した日本社会は、経済的には世界第2位まで上り詰めますが、そんな戦場と大差ない社会に、女性はまだまだ出ていくことをしませんでした。

そして、やりたいわけではないけど、まあ夫に何か食べさせて働かせないと、給料が入ってこないわけですから、なんとなく女性は家事全般をしていた、その中に料理も含まれていた。

日本中の女性がそんな感じでしたから、究極の忖度集団であるわたしたち日本人は、疑問もなにもなかったのでしょう。

もうそんな時代は終わって、女性は社会に戻れるのですから、向いていない肉体労働などしなくても良いのです。

料理をしていると夫を捨てられなくなる

料理は片手間に出来るような仕事ではありません。命を司るわけですから、料理の出来不出来で、あなたや家族は病気になったり死んだりします。病気になることや死ぬことは、なによりもお金がかかり、一番損なことです。

そんな大切な料理ですが、がんばって手にした仕事を手放してまでやることではありません。なぜなら、経済的に自立していないと、夫を捨てたいときに捨てることがとても大変になるからです。

なので、料理は、夫が仕事と両立してやるか、夫が専業主夫になってやるかのどちらかです。先にも述べたように、料理は肉体労働ですので、男性の方が適正があり、仕事と料理とどっちもやれる可能性が高いのは男性です。

妻の仕事が充実し、美容と健康に時間を使っている限り、妻はいつまでも美しいです。

また、夫はいつでも妻から捨てられるという土壇場の日常ですから、緊張感は半端ではありません。いつ戦力外通告されてもおかしくない1野球選手と球団オーナーくらいのパワーバランスは、現代の夫婦の立場において、もっとも上手くいく最適解だと思っています。

誰でも周りに、夫婦生活は破綻しているけど、経済的に依存しているから夫と別れる決断ができない女性の一人や二人はいます。その人をどうすることもできませんが、あなたがそうならないための最大の予防策は、料理をしないこと、仕事を充実させること、美容と健康を追求することです。

なぜなら、女性は本質的に、美容と健康に興味があり、男性は本質的に、美しい女性が好きだからです。

料理をしていると、女性は妻としての美からかけ離れます。包容力あるお母さん的な美はあるかもしれませんが、それは夫にとって実母のかわりでしかありません。新婚時代は○○ちゃんと呼んでいたのが、いつの間にかお母ちゃんとか呼び出すのはそのためです。そんな夫婦関係にときめきはありません。

男性が料理をすれば、男性の肉体は鍛えられます。そして、献立、買い物、道具の調達・手入れなど、男性の頭も鍛えられます。

ナデノキッチンの記事はこれから、じゃあ実際にどんなキッチンなのかと続いていきますが、女性の皆様が読むべきはここまでです。