父親の最後の仕事

父親の最後の仕事は、成人した子供を家から出すことです。子供を一人の人間として認めて、送り出してください。

成人した子供に一番必要な教育は、親の関与できない未知の領域を行かせることです。そのきっかけを作ってあげることが、父親の最後の仕事です。

各家庭ごとの対策

父親がいない、あるいは、父親が役割を放棄している家庭もあるでしょう。その場合は、母親がその役割を担ってください。

母親がいない、あるいは、母親が子離れできない家庭もあるでしょう。その場合は、父親が強硬手段を取ってください。

両親が機能不全な家庭もあるでしょう。その場合は、子供自身が家を出るしかないです。両親は自分のことで精いっぱいですから、子供は自分のことを精いっぱいやりましょう。

出し方

  • 15歳ー19歳

進学や就職は、家を出すベストなタイミングです。子供が一人暮らしや寮生活を望んだら、手放しで応援してあげてください。子供が実家暮らしを望んだら、学生生活が終わったら、もしくは就職して1年が経過したら等、明確に家を出る時期を親が決めてください。

  • 20歳ー29歳

ここからいわゆるニート、引きこもりの状態です。家を出してください。手段は問いません。とにかく出してください。この段階で家を出せれば、子供は、社会人として生きていけて、本人が望むなら結婚もできます。

  • 30歳-39歳

ニート、ひきこもりの末期状態です。家を出してください。それが無理なら、あなたたち夫婦が、実家を出てください。物理的に子供と離れることが大切です。子供は暴れたり、物を壊したり、家を燃やしたり、警察のお世話になるかもしれません。でもそれは必要なことなんです。長期間の実家生活で溜まっていたストレスが、爆発してるんです。物理的に離れたら、干渉しないでほっておいてください。

  • 40歳ー

あなたたち夫婦が、実家を放棄して、子供から避難してください。次の瞬間なにが起こるかわからない、臨界点ぎりぎりです。子供も親も積年の鬱憤が、溜まりに溜まっていますから、いつ何が起こってもおかしくありません。実家を失いますが、あなた自身や子供を犯罪者にしなくても済んで、あなたたち夫婦の平穏な生活は、取り戻せます。