親孝行って何なのでしょうか。ナデミタコは、最低限の親孝行は、自立することだと思っています。なぜなら、自立してはじめて、親のことを考えて、行動してあげることが出来るようになるからです。
自立
他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。
手元のデジタル大辞泉より引用
自立するとは、大人になることです。大人は、自分のお金で、衣食住を営みます。そして大人は、親の庇護を離れて、自分の面倒を自分で見ます。
関係がない
大人になることと、どんな親であったかは、まったく別の話です。大抵の場合、親って最低限以上の仕事をしてくれているんです。20年間の長きにわたり、服を着せてくれて、食べさせてくれて、住む部屋を与えてくれるんです。
じゃあ、良くない親であっても、親孝行しなきゃいけないのかと、極論で反論してくる人がいます。親に捨てられたとか、親に虐待されたとか、親に育児放棄されたとかです。
親にそんな酷いことや理不尽なことをされたら、許せるわけないんです。親孝行なんて考えられるわけないんです。でも、あなたが自立することと、あなたの親の良し悪しは、まったく関係がないんですね。
親孝行チャンピオン
「親がクズだから、子供である自分もクズなんです。周りに迷惑をかけたり、自分を粗末にあつかうのは、親への当てつけなんです」
これって、よくあるやつなんですね。
親がクズという逆境の中で、自分を大切にして、あらゆるハンディキャップをものともしないで、自立するからかっこいいんです。