結婚指輪は、本当に豊かな結婚生活を営むために存在しています。
結婚指輪の願い
「わたしは、あなたの自由を認めます。あなたは、わたしとの結婚生活において、いついかなるときも自由です」
結婚指輪には、この約束が願われています。
では、「あなたの自由を認める」とは、どういうことでしょうか。
伴侶の自由を認める
- 変えようとしない
- 当てにしない
- なにかやってもらったら、ありがとうと言う
この三つの努力の約束です。
変えようとしない
伴侶って、あなたではないんです。あなたは、あなたの考え以外、変えられるものってないんですね。だから、ありのままの伴侶を認めてあげるしかないんです。もしも、変わらないものを無理やり変えようとすると、それは必ず反発します。なんでも言い合える夫婦って理想でしょうが、言いたいことなんて言ったら大変なことになるんです。
当てにしない
伴侶って、特別な他人なんです。なので、なんの見返りも期待することなく、ただ相手が喜ぶことを与えるんです。すべての生き物に優しくすることは、人類の理想です。伴侶はすべての生き物の中で、あなたの一番近くにいます。伴侶に、どんなときでも優しくすることは、他のすべての生き物に優しくするに、等しい行為です。
なにかやってもらったら、ありがとうと言う
伴侶が、貴重な時間を使ってあなたになにか与えてくれるって、ただの奇跡なんですね。お金を共有してくれたり、食卓にご飯が用意されていたり、優しい言葉をかけてくれることって、すべてが得難いんです。あなた一人では、あなたがやったこと以外は、起こりえないんです。それが、あなたが嬉しくなるようなことが、突然出現しているんですよ。だから、なにかやってもらったら、ありがとうと言うんです。
結婚指輪は光
結婚指輪は、豊かな結婚生活の道しるべとして、わたしたちの手元を毎日照らしてくれます。それは、伴侶がいるだけでしあわせであるという光です。
相手の自由を認める。一言でいうなら、ただ相手がいるだけでありがとうと言うことです。あなたと伴侶は、もう一組なんですね。なので、結婚指輪は、二つあるんです。